数学は正負の数の乗除へ。
気球が同じ速度で上下する状況を想定。上っている時の〇秒後・〇秒前、下りている時の〇秒後・〇秒前の位置をそれぞれ一緒に考えてみます。
今いる位置と比べて上にいるのか、下にいるのか…。
「あ、上。プラスの位置」と、符号の変化を気球の変化になぞらえて。
数字ではなくて、絵を見ながら考えた数学でした。
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映画『誰も知らない』を観た。実際にあった子どもの置き去り事件をモチーフにしているということで、確かにどこかで聞いたような場面がいくつも出てきた。多くの人にとっては普段の生活でなかなか関わることのない世界かもしれないけれど、例えばこの映画でも大きなキーになっている無戸籍の子どもの存在というのは今でも大きな問題になっていて、近所にその様な子どもがいる可能性は否定できない。
児相で働き始めた時には「事実は小説より奇なり、だよ」ということを、心しておくようにというニュアンスでちょくちょく言われた。実際にはそういうケースはそう頻繁にあるわけではないのだけど、一方「そこまでというわけではないけれど…」と似たような状況を思い起こさせるケースは想像をはるかに超えるほどあった。もちろんそれぞれの状況下にある子ども一人一人にとっては、程度の問題ではないことには違いない。
映画の中で母親が子どもに向かって「お母さんは幸せになっちゃいけないの?」と言い放つシーンでこんなことを思い出したのでした。