10年後の自分…

夏休みに入って放課後教室のオープンが連日になっているので、少し普段とは違うことも。

今は、10年後の自分、20年後の自分、30年後の自分の絵日記作り。
「自分の夢でもいいし、予想でもいいし。できたら背景も描いて、どんな社会になっているかわかるといいなぁ。あんなこといいな、できたらいいな♪♪みたいな」

まぁ、お年頃なので誰と結婚しているか…なんて話もしながら、
「スケート場は氷が融けなくなる技術が出来上がっているかも」
「大学で勉強しながらアルバイトかなぁ」
と、肩を並べて描いています。

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昨晩は沖縄に住んでいる教え子と一緒に、お世話になったフリースクールの木幡さんと食事。ジュークボックスが置いてある素敵なお店に連れていってもらいました。木幡さんは懐かしい曲に、うちらはレコードがクルクル回ってきてセットされる仕組みにちょっと興奮。釘付けです。

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テネシーワルツや鉄道員といった懐かしい音楽でじんわりと。お料理もおいしかった!また行こうかな!

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最近『ラ・ラ・ランド』を観たのだけど、思っていた以上に良い映画だった。しばらくは映画の音楽が頭の中を流れていて、ピアノで弾いてみたいと思いつつも、もしもピアノが…の状態。。けど、コーラルに寄贈していただいた電子ピアノは自動演奏の曲目を増やせるので、早速ダウンロードして聴いています。

この年になると「あの時あぁいう風にしていたらなぁ」という記憶はたくさんあるけれど、そういうところを胸がチクチクするくらい綺麗に描いてある映画でした。これもDVD買うかなぁ。

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今日も教え子がコーラルにやってきて、子どもが将来絵日記を描いているのを見ながら「10年前に自分が沖縄に暮らしているなんて想像していなかったなぁ」と。昨晩一年ぶりに木幡さんに会ったのだけど、なんだかいろいろ思い出したのかな。

あれから10年以上も経ってその間のいろんな選択の結果が今なんだけれど、節々でどの様な人たちに出会えるかが、大きく結果に影響してくるのかなと。そんなことを思いながら、懐かしい時間を過ごさせてもらいました。

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放課後教室の一コマ~都道府県ランキングで地理ゲーム

放課後教室でのこと。
いつもは「地図を使ったビンゴをやりたい!」という声が多いのだけど、それは他の地理ゲームをやる機会がなかなかなかったからという一面でもあって。そんなで今日は新しい地理ゲーム。

都道府県を書いたカードとお題カードを準備。都道府県カードを全員同じ枚数になるように配ったあとに、テーブルの中央に伏せて置いてあるお題カードをめくる。
※余った都道府県カードは、伏せておいておく。どの都道府県カードが配られなかったのかは全員わからない。

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めくったお題カードに「北」と書いてあったら、自分の手札にある都道府県カードの中から、より北にありそうなものを選んで1枚選んで伏せて場に出す。

「せーの!」で手札をオープンして場の中で一番北側の都道府県カードを出していた人が、その場にあった都道府県カードを総取り、最後に都道府県カードを一番多く持っていた人が勝ち…というもの。

「見ないでよ!」と並べた都道府県カードを「あおもり、ふくしま、なら…」と声に出して読んでしまいみんなにバレてしまったりと色んな場面があって、大笑い大盛り上がりの地理でした。

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~考察~

・とにかくお題カードの内容がポイント。今回は東西南北の位置の他、人口、平均年齢、米の生産高、漁獲量、面積が広い・狭いなどを挙げたけれど、もっと違うジャンルのランキングを使っても楽しそう。勝負の仕方が分かってくると、例えば漁獲量のお題でも自分のカードを見て「あ、これはもうだめ…」と海無し県カードを切ったりと、ゲーム性も高くなってきたり。

・お題カードに『?』も準備して、これをめくった人は自分でお題を決められるということにしようと思っていたけれど、なかなか難しそうなので今回はやめた。選べるランキング(例えばリンゴの生産高、みかんの生産高、観光客数などなど…)を準備しておけば、自分のカードと照らし合わせて使えるかな??

・今回は4人で行ったので一人11枚のカード。もっと大人数の場合は、都道府県カードを2セット準備してもいいかもしれない。その際、一番の人が場のカードを総取りではなくて、二番だった人にも場のカードを渡せるようにするとかのルールもあった方がいいかな。

・今回準備したスタンダードなお題では、どうしてもランキング上位に登場してこない県もでてくる。都道府県カードそれぞれに強いポイントを持たせられるといいなと。そうでないと、いつも同じ県のカードが“捨てられる”ことになる。
(このこと自体は地理の授業の大きなきっかけになり得る)

ボランティアとvolunteer

放課後教室での英語の授業にて。

「…volunteer…」
「ボランティア?ちょっと発音調べてみようね」と辞書を開く。

最近英語の授業で頻発する単語の一つに“volunteer”がある。カタカナでの発音と英単語とではアクセントが異なるので、発音問題でもよく目にするように。“ボランティア”が中学生にとって一層ポピュラーな言葉になってきたことも、授業で“volunteer”を取り上げやすくなった要因なのかも。

「で、ボランティアってどんなん?どういう意味?」

最近では、ボランティア活動という名の時間は学校の中でも珍しくないらしい。なので、実体験として“ボランティア活動”をしたことがある子は多いみたいだけど、本当の意味での“volunteer”って何だろう?

「こんな英語の曲があるんだよ」

と紹介したのが、イギリスのロックバンド・クイーンの『’39』という曲。クイーンにはフレディ・マーキュリーという唯一無二のボーカルがいるのに、アルバムではギターのブライアン・メイがこの曲を歌っている(作曲もブライアン・メイ)。ライブバージョンではフレディ・マーキュリーが華麗に歌い上げるのだけど、やっぱり原曲のブライアン・メイのボーカルの方がこの曲に関してはしっくり来てしまう。

さておき。
この『’39』という曲は、地球に生活できる場所が少なくなった未来が舞台で、人類のために宇宙へ開拓に行く人が主人公になっている。(「さらばー、地球よー」の宇宙戦艦ヤマトの主題歌みたいな感じ。宇宙人と戦う歌ではないが)

そして、この宇宙開拓の旅に志願した主人公達を“the Volunteers”と呼んで曲は進んでいく。

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ぼくがフリースクールと関わるようになったのは、大学を卒業した年にボランティアとして紹介してもらったからだった。

「ボランティア=タダ働き」みたいな感じもある(いや、むしろこちらが日本の“ボランティア”の本意か??)ので、塾でのアルバイトだけで就職もせず、ボランティアとしてせっせとフリースクールに通っているのを「稼ぎもないくせに何やってるんだ」みたいに言われることも多々あったのだけど、今となっては震災ボランティアの参加などその後のいろんな場面で自分の行動をグッと一押しする時間になったと確信している。

やらされた時間ではなくて、何か自分を惹き付けるものに突き動かされた時間だったからか。いろいろなことを言われながらも、自然と体が動いていたような。そして、その時間に身を委ねた延長に今がある。

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東京オリンピックのボランティア募集が話題になっている。何から何までボランティアの自費で賄わせるような感じなのに、内容はかなり高度だったりする。一方、募集をかけている側の人間にはしっかりと人件費をかけているようで、その人件費にはボランティアのタダ働きで浮いた人件費が流れているとも考えられる。

もちろん、ボランティアを希望している人にとっては貴重な経験になるのだろうけど、問題とされていることの一つにはボランティアの人数を主催側が勝手に想定し、その数字を運営の目標にしてしまっていることで、この数値目標達成のためにどんな対応がされるのか懸念されている面がある。

こんな話題を耳にし、頭をよぎるのが上にちょっと書いたような学校におけるボランティア活動。草むしりボランティア、清掃ボランティア等に、場合によっては断りずらいほぼ強制に近い形で参加させ、本意ではないのに参加せざるを得なかった子どもにも達成感を強制してしまうことで、「はぁつまらなかった…」という時間としてボランティアが記憶されていく。こういうことは長い目でみると、その後の人生における行動の可能性の一つを摘んでしまうことにもなりかねない。

まぁ安くて使い勝手のいい働き手を探している人には、何とも都合のいい話ではあるのだろうけど。

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“’39”は、旅を終えた主人公達が地球に帰ってくると、自分たちの体感とは異なった長い時間が過ぎていたという浦島太郎状態になっていて、

for my life
still ahead
pity me

と幕を閉じる。

個人的には最後の“pity me”という英語を知ったことが、この曲との出会いで一番記憶に残っていたりします。