フェイスブックからの転載です。
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~公倍数のお話~
前回から入っている公倍数のお話。今日は、2×3の長方形を一緒にたくさん作ってから、それを使って正方形を作る。
そこから、公倍数、最小公倍数の話へ。2×3の長方形をタテにいくつ、横にいくつ並べたらタテ横の長さが同じになったかな?
「あ、タテとヨコ、互いにかければいいんでしょ?」と、早速着目。そこから、9×6の場合は…と広がっていきました。
「あー、これも面倒くさい~」と言いながらも、練習問題まで!
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~地図ビンゴ!~
「あれ、“地図のやつ”やりたい!」
“地図のやつ”とは…
3×3のマスに、都道府県を書いてビンゴカードを作る。その後、日本地図に目掛けておはじきを滑らせ、おはじきの止まった都道府県をビンゴカードで消していく…
というもの。自分がビンゴカードに書いた都道府県目指しておはじきを滑らせるので、自然と都道府県の位置を意識できます。
ワイワイ楽しめる地図遊びです!
その後日、放課後教室最終日。キッチンの予約料理の手伝いに来た教え子も混じって、「地図のやつ!今年最後だから!」と、リクエスト。普段より多い人数で大盛り上がりでした。
ゲストの教え子もいいお兄ちゃんです。二人もすっかり打ち解けたようで、
「また遊びに来てね!一緒に遊ぼうね!」と言いながら帰って行きました。
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年の瀬です。
スペースの大掃除も終えました。今年は放課後教室のメンバーも増え、さらに賑やかな毎日に。ピザ作り、登山と子どもとの約束は年を越してしまいましたが、せっかくの機会なので是非実現させたいものです。
キッチンは、体力的な面から現在は金土日の営業となっています。そんな中でも、足を運んで下さるお客さんがいらっしゃるので有り難い限りです。
先日は、持病で体調のすぐれないお客さんから、
「今までは朝ご飯を食べるのが辛くて、起きるのが嫌で嫌で。それでも仕方なく無理して食べていたけれど。ここで美味しいおにぎりを持ち帰るようになってから、朝起きるのが楽しみになりましたよ」と声をかけてもらいました。目頭が熱くなるような思いでした。
放課後教室の方に時間を多く割くようになってきているけれど、できる範囲でキッチンも続けていきたいと思っています。
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今年は、時間に追われるように過ごしてきたので、家で映画を見るのが唯一のリラックスする時間だったり。けど、久しぶりに映画館まで行った『この世界の片隅に』はとても良かったです。
以前も話題に挙げたドニー・イェンの映画も良かった。なんでも新しいスターウォーズにでも出演しているようなので、時間ができたら見に行ってみようかな。
家では古い映画を観ることが多かったけど、中でも新藤兼人監督の『狼』は強く印象に残っていて。主演だった乙羽信子さんは、その後観た『夜あけ朝あけ』にも出ていたけれど、何だか土の匂いがするくらい身近な存在に思わせるような演技をしていて素敵だった。
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音楽はというと、高校大学時代に毎日聴いていたバンドが久しぶりにアルバムを出すことが続いて、なんとも豊作の一年でした。あとは、ネットで見つけた“ポスト・モダン・ジュークボックス”がカッコ良かった。
…と、音楽に関してはこれで一年終わるかなぁと思っていたら、この前テレビで宇多田ヒカルが唄っているのを見てジーンとしてしまった。番組の中では小田和正と一緒に唄っていたのだけど、亡きお母さん藤圭子さんにあてた歌らしい『花束を君に』後に、その応えのように小田和正の『たしかなこと』を選んで
君は空を見てるか 風の音を聞いてるか
もう二度とこゝへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで
と、唄っていました。
初めて聴いた時も衝撃だったなぁ…と大学時代を思い出しました。
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今年はなかなか本を読むことができなかったので、来年はもう少し意識して読書の時間を作らないとなぁと思ったり。
その少ない読んだ本の中で、とても印象に残ったのが、
大人たちは、子どもの教育に悩み、それに真剣にとりくめばとりくむほど、人間の本質についての理解を深めないといけなかったし、みずからの社会や民族に危機がおとずれたときには、未来をになう子どもたちの教育に希望を託さなければならなかった。そして、未来をになう子どもの教育のためにこそ人間としての連帯をつよめなくてはならなかった。教育についての思想は、そのような人間的営為の中で追求され、深められてきたはずである。(『教育思想史』有斐閣新書 中野光・志村鏡一郎 編)
という一節だった。
教育という言葉と“学力”という面は切っても切り離せない関係であることは言うまでも無い。そしてこの“学力”は、人間が自分らしく生きていくために、自由に生きていくために絶対的に必要なものだとぼくは思っていて。これは、獲得していく“学力自体”もそうだし、学力を獲得しながら“学問に対する能動性”を身につけることも含めて、その後の生き方を大きく左右していくものだと。
何だかいろいろと不安になることが多い作今、子どもの姿を眩しく見つめながらこんなことを改めて肝に銘じ、それを少しでも実現できるような学びの場を作っていきたいと思っています。
それでは、今年もどうもありがとうございました。来年も、よろしくお願い致します!